• 鶴原 鉄兵

Growth or Full Stack Marketer?

JAPAN CLOUDで行っている仕事

こんにちは。JAPAN CLOUDの鶴原です。今回のブログでは、私が行っている仕事の概要について、ご紹介したいと思います。


私の主な役割は、GTM (Go To Market) 戦略の立案・実行を、主にマーケティング領域でのサポートです。各企業の日本法人設立の準備段階から、1人目のマーケターの方が採用されるまでに、認知拡大 → リード獲得 → 育成のプロセスを構築することです。


私は過去に商品企画、フィールドマーケ、パートナーマーケからバリューコンサルタントとして、さまざま業界のマーケティング部門のプロセス構築や改善支援をしたり、社内コンサルとして、カスタマーサクセス部門のオペレーション改善など行っていましたが、JAPAN CLOUDでの業務範囲はそのいずれより広く深く、またスピード感も重視され、まさに日々、ジャグリングをしているような感覚です。具体的には以下のような活動をしています。


基盤構築

  1. Webサイト構築

  2. ソーシャルアカウント準備 - Facebook - LinkedIn - Twitter - YouTube

  3. コンテンツ制作(翻訳&日本独自コンテンツ企画制作) - White Paper - eBook - Fact Sheet - 事例 - 取材記事

  4. Mar-Techセットアップ - MA (MarketoやPardot) - CRM (SFDC) - CDP (Forcas等) - Others (Sansan等)

  5. マーケティング予算の計画立案&実績管理

  6. マーケティング活動の計画立案&活動報告


認知拡大・リード獲得・育成

  1. PR活動(プレスリリース準備 & 取材対応等) *ここは同じJAPAN CLOUDの大槻が主導

  2. Web広告(Listing/Display/Social)

  3. イベント管理(スポンサーイベント候補抽出、選定、管理)

  4. 自社主催イベント管理(定期セミナー&年間大型主催イベント)

  5. E-mailマーケティング展開(単発キャンペーンメール&育成プログラム)

  6. Content Syndication(コンテンツDL等のリード獲得サービス)

  7. パートナー協業(パートナー向け勉強会、共催セミナー等)


大体これらを外部ベンダーさんの力も借りつつ、満遍なく回している感じです。実は「Marketer」とGoogleで画像検索すると以下、アシュラマンのようなイラストが沢山ヒットします。これは私の感じている「ジャグリング感」とも非常にマッチします。なお、Startup領域における「何でも屋」マーケターを米国では「Full-Stack Marketer」と呼ぶらしいです。



Full-Stack Marketerとは?

Full-Stack Marketersの起源は、Webで調べてみると以下の記事で記載されたのが最初だそうです。2013年の記事です。

https://www.geekwire.com/2013/commentary-startup-marketing-minds-aka-fullstack-marketers/


ここでは「マーケティングのバックグラウンドを持つ人は多いが、スタートアップで必要とされる『Full-Stack Marketer』がいない」という主旨のことが書かれています。


Full-Stack Marketerの定義は以下のようなものになります。要は「何でも屋」ですよね。

A full stack marketer is someone with experience and knowledge spanning the entire marketing “stack”. They might specialize in a certain discipline but should be able to understand and work with whatever project they’re assigned to.

フルスタックマーケターとは、マーケティングの「スタック」全体にわたる経験と知識を持った人のこと

(引用:https://www.process.st/full-stack-marketer/)



Growth Marketing は 従来型Marketingと何が違う?

私は最近、BrazeというB2C企業向けカスタマーエンゲージメントプラットフォームのマーケティング担当として動いています。その中でメルカリUSのマーケティングの方とお話する機会があったのですが、米国ではこの領域は「Growth Marketing」と呼ぶそうです。


Growth Hackerという言葉は、一時期よく聞きましたが、大きくは違わないようです(Hacker側はより技術者寄り)。


従来のMarketingとGrowth、何が違うのだろう?と幾つかネットを見ていたのですが、下表が一番分かりやすかったです。


(引用:https://brianbalfour.com/essays/growth-vs-marketing-vs-product


確かに従来型マーケはファネルの最初の「認知」や「リード獲得」部分にフォーカスしていることが多いですよね。一方、Growthではファネル全体を見て、製品・ソリューション変更へも大きく影響します。


このGrowthという考え方は、どうもFacebookから発生した考え方のようです。その辺りの詳細は、以下の書籍にも記載があるので、ご興味ある方はどうぞ。

https://www.amazon.co.jp/dp/B07HXKFQWQ/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1



Growth Marketer vs. Full-Stack Marketer

話は戻って、Full-Stack Marketerとは何が違うのでしょうか?色々とネット見ていたのですが、個人的には以下の表が一番腹落ちしました。

(引用:https://www.lizdolinski.com/growth-hacker-versus-full-stack-marketer/


GrowthはよりB2C寄り、Product寄りです。一方で、Full-Stack Marketerの方はB2B寄りで、私が日々、行っている活動は後者に近い印象を持ちました。

なお、どちらにも共通している点は以下になりそうです。

  • 幅広い視野が必要

  • 実行→改善の素早いサイクルが求められる

  • 世の中に余り経験者がいない

  • 企業の成長に大きく寄与できる


生産性を上げようとすれば、分業化して各ファンクションのスペシャリティを上げて行くことが重要です。しかし、変化の激しい今日においては、機動的に広く組織横断的に動けるGrowth MarketerやFull-Stack Marketerの重要度が、スタートアップのみならず、大企業でも増しているような気がします。


自身の仕事を通じて、日本に一人でも多くのGrowth MarketerやFull-Stack Marketerが増えればなぁ、と思っています。もちろん私自身も切磋琢磨してそうなれるように、という自戒の意味も込めて。


JAPAN CLOUDでは、「Full-Stack Marketerになりたい!」という方にそのような場をご提供できる環境があります。ご興味のある方は是非、以下からご連絡下さい。

https://www.japancloud.jp/contact